構想の背景

先端技術と親和性の高い「秋葉原」

秋葉原は日本の未来を担う三角形のひとつの頂点に位置づけられます。一つ目は、神田を文科系の心の街、上野を芸術系の心の街、秋葉原を理科系の心の街とした「知の三角形」。二つ目は、丸の内をビジネス都心、六本木を文化都心、秋葉原をテクノロジー都心とする「都心の三角形」。
これらは先端技術と親和性の高い、秋葉原のポテンシャルの高さを示しています。

秋葉原クロスフィールドにおける産学連携の2つのテーマ

2005年3月にオープンした秋葉原クロスフィールド「秋葉原ダイビル」における産学連携のプロデュースを行ないました。秋葉原の伝統を更に活かし、「部材」に特化した「国際的部材拠点(世界の部材の集積・情報受発信機能)」を立ち上げ、また、秋葉原から先端的産業を創出すべく、ITによる既存分野の再構築(インフォマティクス化)を行ない、新産業のシーズを創出するという2つのテーマの実現を目指しています。

街との連携

秋葉原の駅前を中心に再開発が行なわれ、新しいビルが次々とオープンしています。「ビル栄えて、街滅ぶ」ではなく、「ビル栄えて、街一層栄える」ため、「秋葉原先端技術テーマパーク構想」を中心に、街の皆様とご一緒に街づくりを進めて参りたいと思います。